iPhoneを使っているとき「何だか画面がゆらゆらと揺れているな」と感じたことはありませんか?画面が揺れているように見えるととても見づらくて困ってしまいますね。iPhoneの画面が揺れる原因は何なのでしょうか?画面がゆらゆら揺れて見える原因は「視差効果」が関係しています。そこで、視差効果とはどんな効果なのかについて解説し、視差効果をオフにする方法をご紹介します。
また、視差効果以外の原因で揺れて見える場合の対処法や、故障と考えられる場合に修理専門店に相談する場合の流れについても解説しています。ぜひ最後までお読みいただき、画面が揺れる現象の対策を進めて、快適なiPhoneの画面に戻しましょう。
iPhoneを上下に傾けると画面が揺れるときの対処法
視差効果とは、iPhoneを上下左右に傾けたときに、傾きに反応してほんの少しアイコンなどを動かし視認性を高めようとする効果です。視差効果で、iPhoneを傾けてもアイコンは常に見えている人からは平行になり、常に見やすい状態を保ちます。日ごろiPhone を使っているとあまり意識できないのではないでしょうか。
iOS7から登場したこの機能は、初期状態ではオンになっています。つまり、ゆらゆらして見える現象は、故障ではなく仕様なのです。「視差効果はいらない」という方はオフにしてしまいましょう。視差効果をオフにする方法は以下の通りです。
1.ホーム画面から設定アイコンを起動
2.「一般」→「アクセシビリティ」に進む
3.「視差効果を減らす」をオンに設定する(初期値はオフ)
視差効果はバッテリーを消費する原因にもなっていますので、不要だと感じる方も設定を変更すると良いでしょう。
ブルブル震えるように画面が揺れるときの対処法
ブルブルと震えるように画面が揺れる場合は、視差効果とは関係のない原因があります。それぞれ順番に紹介しましょう。
1.アプリが原因の場合
アプリを複数立ち上げていたり、今使っているアプリにバグや不具合など問題があったりと、アプリに起因する原因で画面がブルブルと揺れて見える場合があります。以下の方法で改善できる可能性が高いです。
・アプリを終了する
・iPhoneを再起動する
アプリを終了する場合は、ホームボタンを軽くダブルクリックして、マルチタスク画面に切り替えましょう。その画面で、プロセスを終了させたいアプリを上方向へスライドさせてください。そのような操作も面倒だという方は、iPhoneを再起動しましょう。
2.非正規品の付属品に原因がある場合
非正規品のACアダプターなどを使っていると、画面がブルブルと揺れる場合があります。その際は、正規品でない付属品を取り、純正品に替えてみるという対処法がおすすめです。
故障や不具合かも?と思ったら修理店に相談を
ここまで説明してきた方法を試しても、画面の揺らぎが消えず問題が解決しない場合もあるでしょう。その場合は、iPhone本体が故障している可能性もゼロではありません。この場合は、修理専門店に持ち込み相談をしてみましょう。修理専門店にiPhoneを持ち込む前に準備しておく必要もあるので、手順を説明します。
1.iTunesやiCloudを使いiPhoneのデータバックアップを実施
2.修理専門店を検索して最寄りの店舗に出向く
3.店員さんに、現象および試した対処法を説明して相談する
4. iPhoneの修理が必要な場合はお願いする
バックアップは、できれば全バックアップが可能なiTunesをおすすめします。修理専門店にiPhoneを持っていくと、そのまま修理になることも考えられるため、何度も店舗に足を運ばなくて済むよう、バックアップをしておきましょう。後は、店員さんに相談する際、どのような対策を試みたのかも説明しておくと親切です。
iPhoneの画面が揺れる原因として、視差効果やアプリ、非純正品の付属品の3つを挙げ、それぞれの対処方法も解説しました。対処方法をもう一度おさらいすると以下の通りです。
・視差効果を減らす
・アプリを終了する
・iPhoneを再起動
・非純正品の付属品(ACアダプターなど)を純正品に替える
iPhoneの視差効果は、簡単にオフできますのですぐにでも試してみてください。これらの対処法を試しても画面の揺れが改善しない場合は、故障の可能性もあるため、iPhoneのバックアップを取ってから修理専門店にお持ちになり、どうすればいいのか相談しましょう。揺れのない快適な画面でiPhoneが使えるように、ご紹介した情報を有効活用してください。