いつも使っているiPhone、バッテリーの減りが早くなったらびっくりしますよね。
そこで今回は、iPhoneのバッテリーについて「減りの早さの原因と対処法」をまとめてみました。バッテリーの減りが早すぎて悩んでいる方は、この対処法を参考にバッテリーを長持ちさせましょう。
「iPhoneのバッテリーの減りが早くなってしまう原因」
iPhoneは、そもそも消耗品です。そのため、長く使えば使うだけ機能は低下し、バッテリーの減りも早くなってしまいます。
ただ、減りの早さの原因は、iPhone本体の寿命によるものだけとは限りません。
ここでは、iPhoneのバッテリーの減りを早くしてしまう原因をいくつかご紹介しましょう。
1つ目は、バックグラウンドでアプリが起動していることによる影響です。
iPhoneに限らずスマートフォンはどれも、アプリを使用していないときでもバックグラウンドで少しずつ電池を消耗します。アプリが起動しっぱなしの状態では、当然バッテリーの減りも早いというわけです。
2つ目は、Bluetooth、位置情報機能、Wi-Fiなどの機能がオンになっていることによる影響です。特に位置情報サービスは、使っていなくてもオンにしているだけで常にGPS電波を発していることになります。そのため、バッテリーを激しく消耗してしまうのです。
3つ目は、メールやアプリのプッシュ通知回数が多いことによる消耗です。
通知が来るたびにiPhoneはバッテリーを使いますので、多ければ多いほど減りは早くなります。
他にも、液晶画面の設定を明るくしていたり、自動アップデートをONにしていたり、という原因も考えられます。
とはいえ、一番に疑うべきは、「バッテリーの劣化」、もしくはバッテリーの異常も考えられますよ。
「iPhoneのバッテリーの減りが早くなった場合の対処方」
続いて、iPhoneのバッテリーの減りの対処方法をいくつか紹介します。
バッテリーをできるだけ長持ちさせるには、マルチタスクで使用していないアプリをこまめに終了させるようにしましょう。また、使っていない機能はオフにしておくのもポイントです。
これらは非常に簡単にできる対処法ですので、まずは試してみることをオススメします。
プッシュ通知が来るたびに画面が明るくなっていては、いくらバッテリーがあっても足りません。そこで、プッシュ通知からフェッチ通知に切り替え、その他のアプリ通知もオフにするとさらにバッテリー消耗を節約することができます。
ただし、フェッチ通知にすると情報のリアルタイム性には欠けてしまいますので、注意が必要です。
また、低電力モードを使用する方法も簡単です。
iPhoneには「低電力モード」という機能があり、バッテリーの消耗を大幅に抑えることができますよ。
他にも、アプリの自動アップデートを無効にする方法や、そもそもバッテリーの減りが激しいアプリを削除することもオススメです。
そして、意外と知られていない対処法が、適正な温度で使用するというものです。
iPhoneには適正温度というものがあり、0~35度での使用が推奨されています。夏や冬などには、適正な温度を心がけると良いでしょう。
「iPhoneのバッテリーが急激に減った場合の確認ポイント」
iPhoneを使用していると「急にバッテリーが減ってしまった」という経験は、ありませんか?
そんなときに確認するべきことを5つお伝えします。
①バックグラウンドで起動しているアプリがないか。
②アプリやiOSのアップデートをしているか。
③直近でiOSをアップデートしていないか(iOS11は消費が早い)
④一度電池を使い切ってフル充電した後も減りは早いか(リフレッシュを試す)。
⑤リセットしてもバッテリー状況がかわらないか(バックアップが必要)。
iPhoneバッテリーの減りが早いときは、これらを確認してみてくださいね。
「iPhoneのバッテリーを交換したほうが良い場合」
いくらバッテリーの減りを改善するために手を打っても、バッテリーが劣化していては意味がありません。そこで、バッテリー自体を交換すべき時期の確認方法をご紹介します。
まずは、購入してから3年以上経過している場合です。
3年も使っているとバッテリーは劣化してしまいますので、適切な時期に交換をオススメします。
また、バッテリーが膨らんできている場合は、使用中に破裂する危険性がありますので、早急に交換をしてください。
この記事で紹介した対処法を試しても改善が見られない場合も、バッテリー交換をすると良いでしょう。
まとめ
iPhoneは消耗品ですので、バッテリーの減りを改善するならバッテリー交換が一番効果的です。
バッテリーの減りが早く、外出先で困ることが多い方には特に参考にしてみてください!